1960s` TEAK HIGH CURVED BACK CHAIRS
"Vamdrup Stolefabrik"

メンテナンス内容:
・分解&グラつき修理
・圧着
・剥離&塗装


作業前



全体的にグラつきがあり塗膜もボロボロに
なっていますので、圧着&再塗装作業を行います。
素人が修理した箇所が随所に見られるので
一度分解出来る箇所は全て分解していきます。



本来はノックダウン式だった様で前後の固定は
六角で金物が使用されていましたので取り外し用で
穴が空いていますが、今回の作業でしっかりと圧着予定の為
穴は埋めてしまいます。



前脚は金物が使用されていない仕様なのですが、グラつきがあった事で
無理やりビスで固定する為不自然な穴が空いてしまっています。
流石に同じ様にビスでの固定をする事はしませんのでこの穴も
埋めてしまいます。



分解出来る箇所を分解します。
尚、ビンテージ修理の場合グラつきなどが特に無少し叩いて抜けない場合は
取り外す事はしません。しっかりと固定されている物を外すと思わぬ破損につながります。



剥離&サンディング後
Unknown Furnitureでのサンディングは4工程行なっています。
圧着作業がある物に関しては、圧着後に最終仕上げのサンディングを行います。

残りは組み上げと木栓加工&取り付けです。





木栓。
木栓はフレームと同じチークをチークを使用しています。




残りはオイルの塗布になります。
古い塗膜をしっかりと落としてサンディングする事で
オイルのりも良くしっとりと滑らかな仕上がりになります。

メンテナンスが完了した画像は商品ペーシにございます。
商品ページはこちら→FU-18A 1960s` TEAK HIGH CURVED BACK CHAIRS