1910s Japanned Twisted Parlor Table

メンテナンス内容:
・全体のクリーニング
・天板剥離&再塗装(オイル仕上げ)
・分解各部チェック&脚調整




コンディションは良好ですが天板の仕上げが新品の様に
塗膜が厚くテカテカになっているので脚との風合いを合わせつつ
天板を整えていきます。

脚も一度外して全体をクリーニングにして捻れなどを調整します。



写真ですとわかりにくいですが表面の塗膜が厚く
折角のオーク天板がチープに見えてしまっています。
天板のなので、耐水性や耐熱性を持たせる為塗膜を厚くする必要性は
大事ですが、ビンテージ品にはやはり合いません。



まずは表面の塗膜を落とす剥離という作業を行います。
剥離剤という劇薬を使用する為少しでも皮膚に付くと非常に危険ですが
木材の塗装でよく使われるラッカー仕上げには良く効くので
塗ってすぐに塗膜が浮き上がってきます。



こちらが古い塗膜になります。
再塗装を行う上で剥離は必須になりますが、剥離後にすぐに塗装では無く
サンディングという作業も必ず行います。



天板の表面の剥離が完了しましたので裏側も行います。
裏側に関しては覗き込まない限り見える事はないのですが
表面は行って裏は行わないという選択は無いと思っています。



サンディング完了。
この後は分解したパーツを取り付けていきまいきますが
ビスだけでの固定では固定ではなく接着剤も使う使う為
取り付け後1日待ちます。



組み付け&オイル塗布完了。
作業前に比べるととても綺麗になりましたね。
次は天板です。




オイル一度塗り。



オイル2度塗り。



オイル3度塗り。
作業完了。

今回は少し色がついたオイルを使用しましたので
全体的にビンテージビンテージらしい少し焼けたオークの様な
表情に仕上げる事が出来ました。

Unknown Furnitureではオイル仕上げの際
最高でも3度塗りほ程に留めています。


詳細は商品ページにございますので、是非ご確認下さい。
商品ページはこちら→FU-3 1910s Japanned Twisted Parlor Table