1960年代頃のビンテージ置き時計です。
本来はアラーム付きの手巻き時計で当時はベッドサイドなどで使われていた物になりますがカスタムを行い電池式へ変更してアラーム機能などはなくなっています。
外側が木材で内側がプラスチックの組み合わせで両側にフルール・ド・リスに似たデザインがあり内側にオレンジの生地が貼ってあります。
文字盤部分はプラスチックのシートになっています
メーカーはWESTCLOXのUSA製になります。
WESTCLOXのビンンテージクロックは市場でも珍しい物ではありませんが個人的にこのタイプを初めて見たのとデザインが面白いと思い仕入れました。
ただ、手元に届いた際には全てバラバラに破損されていて特に前面の風防と背面のカバーは大きな亀裂とダメージがありました。
修復も不可でしたので使用しない形にカスタムを行いました。
背面のカバーは本体と文字盤を固定する重要なパーツでしたが使う事ができな為木材で同じサイズに加工してビスで固定出来る様にしています。
その為、若干サイズが合わずカバーを触るとカタカタしますが使用に支障はありません。
ムーブメントは音のしないスイープムーブメントを使い針はオリジナルを加工して取り付けています。針は金属製に見えますがプラスチックになります。
外側の木材部分は元の塗装を剥がして黒の塗装を施しています。
黒塗装は刷毛塗りでエイジング加工を行なっていますので縁などを削って着色した下地が見えるようにしています。
塗装の表面はビンテージの風合いを出す為ヒビ割れて塊になっている様な仕上げにしていますが、手で触れても塗装が付着する事はありません。
今回大きく破損した物を修理していますので修理跡やオリジナルとは違うデザインになっていますので当初の販売価格から変更しています。
仕入れ時\33,000→販売価格\16,500
商品画像の色、質感などはお使いのパソコンにより実物と異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。